計算ノードの利用方法

計算ノード予約等、ユーザーの操作方法と操作手順を説明します

計算ノードの予約等、主にユーザーの操作手順について説明します。
以下の操作は、管理者も実施することができます。

1. ユーザーの基本操作

管理者およびユーザーは、所属するユーザーグループが使用できるサーバーグループを対象に、計算ノードの予約等の操作が実施できます。 以下では、計算ノードの利用、および、利用状況の確認に関する操作手順を説明します。

2. 計算ノードの利用

Cloud Bouquetでは、設定済みのリージョンにおいて、計算ノードを利用することができます。
ここでは、計算ノードの予約、使用、終了の流れと操作方法について説明します。

2.1. 計算ノードの予約確認

計算ノードを予約する場合、事前に予約したい計算ノードの仕様が予約希望期間で予約できるか確認を行う必要があります。予約の確認では左側メニューバーの〈Availability Calendar〉を選択し(クリック押下)、【Availability Calendar】画面を開きます。

server_time_slot_calendar1.png

【Availability Calendar】の左側のメニューから「User Group」を選択し、[Server Type]ボタンを押下すると、【Server Type】(計算ノード仕様一覧)が表示されます。

server_time_slot_calendar2.png

項目  説明
Plan計算ノードのPlan名。 計算ノードに搭載されたGPUの名称と枚数
Server Group計算ノードを予約できるServer Group名
CPU Num計算ノードのCPU数。
Memory計算ノードのメモリ容量。
Storage計算ノードのストレージ容量。 プルダウンより、ご希望の容量を選択することができます。
Points/hour計算ノードの単価。1時間あたりのポイント数で記載されます。

【Server Type】(計算ノード仕様一覧)で利用したいPlanを選択し、[Select]ボタンを押下することで【Availability Calendar】のカレンダー上に選択したPlanの空き状況がブロック状に記載されます。空き状況ブロックが表示されている期間は選択したPlanの予約が可能です。 別Planの空き状況を確認したい場合は、再度[Server Type]ボタンを押下し、【Server Type】(計算ノード仕様一覧)で空き状況を確認したいPlanの再選択を行います。

server_time_slot_calendar3.png

server_time_slot_calendar4.png

TIPS!
空き状況は、現在日時から2か月後の月末まで確認可能です。
2024/12/20 10:00の場合は2024/12/20 10:00から2025/2/28 23:59までが表示対象となります

【Availability Calendar】の上部にある[<]と[>]で表示対象の月を変更できます。また【Availability Calendar】の左上にあるカレンダーからも表示対象の月を変更できます。
【Availability Calendar】の左下にある「Server Availability」で利用期間による空き状況の絞り込みができます。[over]、[less than]のどちらかを選んでいただき、利用期間を入力することで表示されている空き状況を設定いただいた条件で絞り込むことができます。

項目  説明
over以上での絞り込みが可能です。
less than未満での絞り込みが可能です。

server_time_slot_calendar5.png

カレンダーに表示されている空き状況のブロックを押下することで、空き状況の期間と選択したPlanの詳細情報が表示されます。

server_time_slot_calendar6.png

カレンダーの日付を押していただくと月表示のカレンダーが週表示カレンダーに切り替わります。週表示カレンダーでは占有されている期間は灰色の占有ブロックが記載されます。週表示カレンダーの上部にある[MONTH]ボタンを押下することで月表示カレンダーに切り替わります。

server_time_slot_calendar7.png

以上が、計算ノードの予約前の確認方法となります。

2.2. 計算ノードの予約

計算ノードの予約手順は、Step1〜4で構成されます。以下各Stepの実施内容について説明します。

2.2.1. 計算ノードの予約(Step1)

計算ノードの予約では、はじめに、左側メニューバーの〈Cloud Servers〉を選択し(クリック押下)、【Cloud Servers】画面を開きます。 その後、【Cloud Servers】画面右上の[+Add Server]ボタンを押下し、【Select Server Group】画面を開きます。

reserve1.png

【Select Server Group】画面では、あらかじめ設定されたサーバーグループ(リージョン毎のサーバー群)が表示されます(当該ユーザーが使用できるサーバーグループのみ表示されます)。 表示対象とするサーバーグループは、画面左上付近にあるUser Group欄のプルダウンメニューにより選択できます。 また、〈Columns〉メニューまたは〈Filters〉メニューにより、表示データをフィルタリングすることができます。
【Select Server Group】画面は、計算ノードの予約手順のStep1にあたります。 現在のステップは、画面上部の「❶Select Server Group」により確認できます。

TIPS!
操作されているユーザーが2つ以上のユーザーグループに所属している場合、計算ノードの予約の際にポイント消費を行いたいユーザーグループ(ウォレット)を「Server Group Name」欄にて確認し、選択します。

reserve2.png

各サーバーグループについては、以下の情報が示されています。

項目  説明
Server Group Nameサーバーグループの名称。
Regionサーバーグループが所属するリージョン。
Number of Servers当該サーバーグループで、立ち上げ済みの計算ノードの数(利用を終了したものも含む)。
Login Nodeログインノードの名称。
User Group Nameユーザーグループの名称。
Details[Detail(詳細)]ボタン。【Server Group Detail】画面に遷移し、当該サーバーグループで立ち上げ済みの計算ノード(利用を終了したものも含む)の詳細表示に遷移します。
Select[Select(選択)]ボタン。計算ノードの仕様選択(Step2)に遷移します。

2.2.2. 計算ノードの予約(Step2)

計算ノードの予約には、【Select Server Group】画面(Step1)において、いずれかのサーバーグループの[Select(選択)]ボタンを押下します。これにより、【Select Server Type】画面(Step2)に遷移します。
【Select Server Type】画面では、上部に「Selected Server Group」(選択中のサーバーグループ)と「Selected Region」(選択中のリージョン)が表示され、画面中央部に計算ノードの仕様一覧が表示されます。この画面では、立ち上げる計算ノードの仕様を選択することができます。
(画面右上の[Back]ボタンにより、【Select Server Group】画面(Step1)に戻ることができます。)

reserve3.png

各計算ノードについては、以下の情報が示されています。 ポイントに関しては、【Select Server Type】画面右上の「User Group:」および「Balance:」に、ユーザーグループ名(ポイント消費元のユーザーグループウォレット)と使用ポイント数が表示されます。

項目  説明
Plan計算ノードのプラン名。
vCPU計算ノードのCPU数。
GPU(VRAM)計算ノードに搭載されたGPUの名称。
Number of GPUsGPUの搭載数。
Memory計算ノードのメモリ容量。
System Information計算ノードに関する留意点および備考。
Points / hour計算ノードのポイント単価。1時間あたりのポイント数で記載されます。
Select[Select(選択)]ボタン。予約する計算ノードの仕様を決定し、Step3に遷移します。

TIPS!
System Information欄には、計算ノードを利用する際の留意点が記載されます。表の該当箇所をマウスオーバーすると、全文が表示されますので、ご確認をお願いします。

2.2.3. 計算ノードの予約(Step3)

【Select Server Type】画面(Step2)において、いずれかの計算ノードの仕様の[Select(選択)]ボタンを押下すると、【Settings】画面(Step3)に遷移します。この画面では、計算ノードの詳細設定を行うことができます。 必要事項を記入の上、表示されている情報を確認し、計算ノードの予約に進む場合は、画面下部の[Confirm]ボタンを押下します(Step4に遷移します)。
(画面右上の[Back]ボタンにより、【Select Server Type】画面(Step2)に戻ることができます。)

reserve4.png reserve5.png

計算ノードの詳細設定は、以下の記入欄で構成されています。

項目  説明
Server Name計算ノードの名称。
記入必須項目です。
Notes計算ノードの備考欄。自由に記入することができます。
Storage計算ノードのストレージ容量。 プルダウンより、ご希望の容量を選択することができます。
記入必須項目です。
Login Node計算ノードに紐づくログインノード。プルダウンより、ご希望のログインノードを選択することができます。
記入必須項目です。
OS計算ノードのOS。プルダウンより、ご希望のOSを選択することができます。
記入必須項目です。
Additional Software計算ノードを立ち上げた際にあらかじめインストールしておきたいソフトがある場合に、プルダウンより選択できます。OSを記入済み、かつ、対応ソフトウェアがある場合のみ、選択できます。
Start Time計算ノードの開始予定時刻。この時刻に、計算ノードの立ち上げ処理が実行されます。
記入必須項目です。
End Time計算ノードの終了予定時刻。この時刻に、計算ノードの終了処理が実行されます。
記入必須項目です。
Usage Time計算ノードの利用時間。利用する時間を入力できます。
記入必須項目です。

TIPS!

  • 「End Time」と「Usage Time」はどちらか片方が記入必須です。
  • 「End Time」を記入すると「Usage Time」が自動で入力されます。
  • 「Usage Time」を記入すると「End Time」が自動で入力されます。

TIPS!

  • 計算ノードの予約操作で設定した開始予定時刻と終了予定時刻は有効期限が切れるポイントを利用することができません。
  • 例として、2025/03/10に有効期限切れとなるポイント5000ポイントのみを保持している状態で、計算ノードを2025/03/05-2025/03/15で予約することはできません。2025/03/05-2025/03/15で予約を行いたい場合は、2025/03/15よりも長い有効期限のポイントが必要です。

また、上記で選択した内容と、先述の過程で選択した仕様を合わせて、以下の情報が表示されます。 「Pre-Calculated Points」については、上記の入力に応じて、都度見積られた結果が表示されます。

カテゴリー項目  説明
Server GroupServer Group当該計算ノードが所属するサーバーグループの名称。
Region当該計算ノードが所属するサーバーグループのリージョン。
Number of Servers当該計算ノードが所属するサーバーグループに紐づく計算ノードの数(実行済みを含む)。
ServervCPU計算ノードのCPU数。
Memory計算ノードのメモリ容量。
GPU計算ノードに搭載されたGPUの名称。
Number of GPUsGPUの搭載数。
System Information計算ノードに関する留意点および備考。
Points Charged per hourPoints for Server計算ノードの単価。1時間あたりのポイント数で記載されます。
Points for Storage Configurationストレージの単価。1時間あたりのポイント数で記載されます。
Total合計単価。1時間あたりのポイント数で記載されます。
Pre-Calculated PointsUser Groupユーザーグループ名。ポイント消費元のユーザーグループウォレットの確認のため、表示されます。
Claimed Usage Time (hour)計算ノードの使用時間。1時間単位で表示されます。消費ポイント数の根拠になります。
Currently Available Points現時点で利用可能なポイント数(当該ユーザーグループウォレットのポイント残高)。
Points Required消費ポイント数。上記の設定内容に応じて、見積られます。 
Points after Change (Balance)ポイント消費後の当該ユーザーグループウォレットのポイント残高。

TIPS!

  • サーバの予約時に、当該ユーザーグループの有するポイント残高が必要ポイント数を下回る場合は、サーバの予約はできません

TIPS!

  • [Confirm]ボタンを押下したときに計算ノードの仕様と利用期間を元に予約確認処理が実行されます。
  • 対象の設定で予約をすることができない場合は予約確認に戻り確認後、再度予約操作を行ってください。
  • 計算ノードの予約確認(2.1.にて実施)

2.2.4. 計算ノードの予約(Step4)

【Settings】画面(Step3)において、いずれかの計算ノードの仕様の[Select(選択)]ボタンを押下すると、【Confirmation】画面(Step4)に遷移します。この画面では、予約する計算ノードの最終確認を行うことができます。 (画面右上の[Back]ボタンにより、【Settings】画面(Step3)に戻ることができます。)

また、画面下部の利用規約を確認し、同意する場合には「I agree to the terms of service.」の左にあるチェックボックスに、チェックマークを記入します。

表示されている情報を確認し、計算ノードの予約に進む場合は、画面下部の[Reserve]ボタンを押下します。

TIPS!
【Confirmation】画面(Step4)で表示されている情報は、【Settings】画面(Step3)と同じ内容になります。

reserve6.png reserve7.png



TIPS!
利用規約に同意の上、チェックマークを記入すると、[Reserve]ボタンが有効になります。
reserve8.png

[Reserve]ボタンを押下後、再度確認のポップアップ画面が表示されます。
ポップアップ画面の注意事項をお読みいただき、問題がない場合には、ポップアップ画面の[Reserve]ボタンを押下することで、計算ノードの予約が完了します。

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計算ノードを予約できると、左側メニューバーの〈Usage Calendar〉(【Usage Calendar】画面)において予約状況を確認することができます。
【Usage Calendar】画面では、メインに任意の一週間のカレンダーが表示されており、計算ノードの予約期間がブロック状に記載されます。 【Usage Calendar】画面内の左上の月カレンダーから、日付を選択(クリック)することで表示対象の一週間を変更できます。同様に「Server Group」欄および「Server Status」欄から、任意の項目を選択することで、表示対象とする計算ノードを変更することができます。「Server Status」欄では、「Downtime on login nodes」を選択することで、ログインノードが何らかの要因でダウンした場合に、カレンダー上に表示させることができます。
計算ノードの予約期間のブロックは、任意の色にて表示されます。

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カレンダー上に表示されている計算ノード予約期間のブロックを押下すると、計算ノードの詳細(利用開始予定時刻、利用終了予定時刻、ステータスなど)を表示することができます。

reserve12.png

以上のStep1~4で、計算ノードの予約は完了です。
以後、設定した「Start Time」の時刻になると予約計算ノードの立ち上げ処理が実行され、「End Time」に達するまで、計算ノードを利用することができます。

NOTICE!
予約した計算ノードの立ち上げは通常5~15分程度を要します。

NOTICE!
「End Time」に達すると、当該計算ノードの設定環境、保存されたデータ等の一切は破棄されます。
必ず、事前にバックアップの有無・要否等をご確認ください。


2.3. 予約した計算ノードの変更

計算ノードの予約後、予約した期間の変更する操作について、説明します。
予約した期間の変更は、StatusがReservedかつ、開始予定時刻(Start Time)の1時間前に到達していない計算ノードに対して、開始予定時刻と終了予定時刻を更新することにより実行できます。
予約した期間を変更する際は、はじめに、左側メニューバーの〈Cloud Servers〉を選択し、【Cloud Servers】画面を開きます。【Cloud Servers】画面では、これまでに予約した計算ノードと立ち上げた計算ノードの一覧が表示されます。 一覧の中から、予約した期間を変更したい計算ノードを確認し、[Detail]ボタンを押下します。

change_reservation1.png

TIPS!

  • サーバの予約した期間の変更は、予約しユーザーグループ(同じユーザーグループウォレット)に所属するユーザのみ、実行可能です。
  • 例えば、複数のユーザーグループA、Bに所属するユーザーが、ユーザーグループA(ユーザーグループウォレットA)から任意のサーバーの予約をした場合、ユーザーグループA(ユーザーグループウォレットA)に所属するユーザのみ、予約した期間の変更を行うことができ、ユーザーグループB(ユーザーグループウォレットB)に所属するユーザは予約期間の変更の操作が実行できません。

【個々の計算ノードの詳細】画面に遷移し、個別の計算ノードの詳細が表示されます。
画面の下部に移動し、[Change Reservation]ボタンを押下します。

change_reservation2.png

[Change Reservation]ボタンを押下後、再度確認の【Change Reservation】のポップアップ画面が表示されます。

change_reservation3.png

【Change Reservation】のポップアップ画面では、以下の情報が表示されます。

箇所項目説明
ServerUser Groupユーザーグループ名。サーバー立ち上げの際のポイント消費元のユーザーグループウォレットが表示されます。
Region当該計算ノードが所属するサーバーグループのリージョン。
Alias計算ノードのエイリアス名称。計算ノードへログインする際に参照します。
vCPU計算ノードのCPU数。
Memory計算ノードのメモリ容量。
Number of GPUsGPUの搭載数。
Storage計算ノードのストレージ容量。
Points / hour使用時間の延長にかかる単価。1時間あたりのポイント数で記載されます。
画面下部Start Time予約期間変更前計算ノードが開始予定時間。
End Time予約期間変更前の計算ノードの終了予定時間。
New Start Time予約期間変更後の計算ノードの開始予定時間。
記入必須項目です。
New End Time予約期間変更後の計算ノードの終了予定時間。
記入必須項目です。
Time Extended
(New Start Time、New End Timeを記入することで表示されます)
計算ノードの延長分の使用時間。1時間単位で表示されます。消費ポイント数の根拠になります。
Balance(Currently Available Points)現時点で利用可能なポイント数(当該ユーザーグループウォレットのポイント残高)。
Points Required for Change変更分の消費ポイント数。上記の設定内容に応じて見積られます。 
Points after Change (Balance)ポイント消費後の当該ユーザーグループウォレットのポイント残高。

上記のうち、変更後の開始予定時刻(「New Start Time」)または、終了予定時刻(「New End Time」)の欄に記入を行うと、下部の「Time Extended」および「Pre-Calculated Points」に、新たに変更される時間、変更処理に必要なポイント、処理前後におけるポイント残高が表示されます。
以上の内容を確認し、予約期間の変更を実行する場合には、最下部の[Change Reservation]ボタンを押下します。

change_reservation4.png

【Final Confirmation: Change Reservation】画面に遷移し、注意事項が表示されます。
表示内容を確認し、変更を実行する場合には、最下部の[Change Reservation]ボタンを押下します。処理が完了すると、「Start Time」及び「End Time」が更新されます。

change_reservation4.png

TIPS!

  • サーバの予約期間を変更を行う際、当該ユーザーグループの有するポイント残高が必要ポイント数を下回る場合は、延長ができません
  • サーバの予約期間の変更は予約した計算ノードの前後にある予約状況に依存します。

計算ノードの予約期間の変更についての説明は、以上になります。


2.4. 予約した計算ノードのキャンセル

予約した計算ノードの予約キャンセルについて、説明します。
予約のキャンセルは、StatusがReservedかつ、開始予定時刻(Start Time)の1時間前に到達していない計算ノードに対して、予約をキャンセルすることにより実行できます。
予約のキャンセルは、はじめに、左側メニューバーの〈Cloud Servers〉を選択し、【Cloud Servers】画面を開きます。【Cloud Servers】画面では、これまでに予約した計算ノードと立ち上げた計算ノードの一覧が表示されます。 一覧の中から、予約をキャンセルしたい計算ノードを確認し、[Detail]ボタンを押下します。

TIPS!

  • 予約のキャンセルは、予約しユーザーグループ(同じユーザーグループウォレット)に所属するユーザのみ、実行可能です。
  • 例えば、複数のユーザーグループA、Bに所属するユーザーが、ユーザーグループA(ユーザーグループウォレットA)から任意のサーバーの予約をした場合、ユーザーグループA(ユーザーグループウォレットA)に所属するユーザのみ、予約のキャンセルを行うことができ、ユーザーグループB(ユーザーグループウォレットB)に所属するユーザは予約キャンセルの操作が実行できません。

【個々の計算ノードの詳細】画面に遷移し、個別の計算ノードの詳細が表示されます。
画面の下部に移動し、[Cancel Reservation]ボタンを押下します。

cancel_reservation1.png

[Cancel Reservation]ボタンを押下後、再度確認のポップアップ画面に注意事項が表示されます。 表示内容を確認の上、ポップアップ画面の[Cancel Reservation]ボタンを押下することで、計算ノードの予約がキャンセルできます。

cancel_reservation2.png


予約した計算ノードのキャンセルについての説明は、以上になります。

TIPS!

  • 予約のキャンセルを実行するとポイント返還が行われます。
  • ポイントの返還に関しては、ポイントの返還を参照ください。

2.5. 計算ノードの使用

計算ノードを立ち上げた後、使用する手順について説明します。
計算ノードの使用は、以下を実施済みの場合に行うことができます。

  • ログインノードへの接続キー(秘密鍵ファイル)の準備
    (利用開始時に弊社よりご案内します)
  • 計算ノードの予約(2.2.にて実施)
  • 予約した計算ノードの立ち上げ
  • クライアントPCの準備(ssh接続元となります)

2.5.1. 計算ノードのAlias確認

はじめに、以下の手順により、ログインノードから計算ノードへ接続する際に必要なAliasを確認します。

Cloud Bouquetにログインし、左メニューより、【Cloud Servers】画面を表示します。
(【Cloud Servers】画面の詳細は、3.2.を参照ください。) 【Cloud Servers】画面において、ログインしたい計算ノードの[Detail(詳細)]ボタンを押下します。

TIPS!
ログインしたい計算ノードは、StatusがRunningである必要があります。

use_server1.png

【Server Name:~】画面(計算ノードの詳細画面)に遷移し、計算ノードに関する詳細情報が表示されます。

use_server2.png

表示されている情報は以下の通りです。
表示情報のうち、Alias(計算ノードのエイリアス名称)の内容を確認し、2.5.2.へ進みます。

箇所項目説明
画面上部Server Name計算ノードの名称。
Status計算ノードの稼働状態。 Reserved(予約)、Cancelled(予約キャンセル)、Running(実行中)、Preparing(準備中)、Finished(正常終了)、Error(エラーにより終了)のうちいずれかが表示されます。
Server Created by計算ノードを立ち上げたユーザー。
Time / PointStart Time計算ノードの開始予定時刻。
End Time計算ノードの終了予定時刻。
Time Terminated計算ノードの終了時刻。計算ノードが終了された後に表示されます。
Claimed Usage Time計算ノードの使用時間。1時間単位で表示されます。
Points Consumed計算ノードを利用に消費されたポイント数。 
Server DetailsvCPU計算ノードのCPU数。
Memory計算ノードのメモリ容量。
GPU計算ノードに搭載されたGPUの名称。
Number of GPUsGPUの搭載数。
Storage計算ノードのストレージ容量。
OS計算ノードのOS名称。
Alias計算ノードのエイリアス名称。計算ノードを立ち上げた後に、計算ノードへログインする際に参照します。
Server Group計算ノードが属するサーバーグループの名称。
User Group計算ノードを予約したユーザーが所属するユーザーグループの名称。
Notes計算ノードを予約した際に記載された備考の内容。

2.5.2. ログインノードへの接続

次に、ログインノードへの接続方法を説明します。ログインノードを経由することで、計算ノードへ接続できます。ログインノードへの接続は、利用開始時に弊社よりご案内する情報を使用します。ここでは以下の場合を例に説明します。

  • 例) ログインキー: sample.key
  • 例) ログインノードとアカウント: sample@morgenrot.cloud
  • 例) ポート番号: 12345

上記の情報をもとに、sshコマンドにより、クライアントPCからログインノードへ接続します。
(鍵の参照先は、クライアントPCの環境に合わせて、適宜ご変更ください。)

ssh -i ./sample.key sample@morgenrot.cloud -p 12345

問題なくssh接続ができれば、ログインノードへの接続確認は終了です。

ssh接続が成功した際は、次の手順に備え、ログインキーをログインノード上にコピーします。(Cloud Bouquetでは、クライアントPCとログインノードの間の認証鍵と同じ鍵を、ログインノードと計算ノードの間の認証に用いています。ログインノードから計算ノードへの接続を有効にするため、ログインノードへのログインキーのコピーが必要です。)
クライアントPCからログインノードへコピーを実行する際のコマンド例は以下になります。(鍵の保存先/参照先は、環境に合わせて適宜ご変更ください。)

scp -i ./sample.key -P 12345 ./sample.key sample@morgenrot.cloud:~

以上で、ログインノードへの接続確認および計算ノードへの接続準備は終わりです。


TIPS!
SSH接続の際、ログインエラーでよく見かける例として、キーファイル(sample.key)の参照権限が適切ではないケースがあります。

ll sample.key

により、以下のように実行権限が制限されていることをご確認ください。

-rw-------@ 1 user user  399B  4  1 10:00 sample.key

以下のように実行権限が制限されていない場合、
-rwxrwxrwx@ 1 user user  399B  4  1 10:00 sample.key

chmodコマンドにより実行権限の変更をお願いします。

chmod 600 sample.key

2.5.3. ログインノードから計算ノードへの接続

2.5.1.で確認したAlias(計算ノードのエイリアス名称)を用い、ログインノードから計算ノードへ接続する方法を説明します。ここでは以下の情報を例にします。

  • 例) Alias(計算ノードのエイリアス名称): sample-alias

2.5.2.の通りにクライアントPCからログインノードにログインした後、ログインノード上で以下のコマンドを実行します。(ログインノード上に、ログインキーをコピー済みであるとします。)

ssh -i ./sample.key ubuntu@sample-alias

以上により、計算ノードへログインすることができます。
ログイン後、計算ノードの終了操作を実施するまでの間、計算ノードを使用できます。

NOTICE!
計算ノード上では、リブートコマンド(「sudo reboot」)は実施できます。
しかし、シャットダウンコマンド(「sudo shutdown」)を実施いただきますと、お客様側からの再起動ができません。シャットダウンコマンドを避けて運用いただきますようお願いします。 万が一、シャットダウンコマンドを実行してしまった場合は、弊社までご連絡いただきますよう、お願いします。(Cloud Bouquetお問い合わせ先)


2.6. 計算ノードの使用時間延長

計算ノードの使用時間を延長する際の操作について、説明します。
使用時間の延長は、StatusがRunning、かつ、終了予定時刻(End Time)に到達していない計算ノードに対して、終了予定時刻を更新することにより実行できます。

計算ノードの使用時間を延長する際は、はじめに、左側メニューバーの〈Cloud Servers〉を選択し、【Cloud Servers】画面を開きます。【Cloud Servers】画面では、これまでに立ち上げた計算ノードの一覧が表示されます。 一覧の中から、使用時間を延長したい計算ノードを確認し、[Detail]ボタンを押下します。

extend1.png

TIPS!

  • サーバの使用時間の延長は、使用開始時と同じユーザーグループ(同じユーザーグループウォレット)からのみ、実行可能です。
  • 例えば、複数のユーザーグループA、Bに所属するユーザーが、ユーザーグループA(ユーザーグループウォレットA)から任意のサーバーの使用を開始した場合、ユーザーグループA(ユーザーグループウォレットA)からのみ、延長の操作を行うことができ、ユーザーグループB(ユーザーグループウォレットB)からは延長の操作が実行できません。

【個々の計算ノードの詳細】画面に遷移し、個別の計算ノードの詳細が表示されます。
画面の下部に移動し、[Extend]ボタンを押下します。

extend2.png

[Extend]ボタンを押下後、再度確認の【Server Time Extension】のポップアップ画面が表示されます。

extend3.png

【Server Time Extension】のポップアップ画面では、以下の情報が表示されます。

箇所項目説明
ServerUser Groupユーザーグループ名。サーバー立ち上げの際のポイント消費元のユーザーグループウォレットが表示されます。
Region当該計算ノードが所属するサーバーグループのリージョン。
Alias計算ノードのエイリアス名称。計算ノードへログインする際に参照します。
vCPU計算ノードのCPU数。
Memory計算ノードのメモリ容量。
Number of GPUsGPUの搭載数。
Storage計算ノードのストレージ容量。
Points / hour使用時間の延長にかかる単価。1時間あたりのポイント数で記載されます。
画面下部Start Time当該計算ノードが立ち上がった日時。
End Time延長処理前の計算ノードの終了予定時間。
New End Time延長処理後の計算ノードの終了予定時間。
記入必須項目です。
Time Extended
(New End Timeを記入することで表示されます)
計算ノードの延長分の使用時間。1時間単位で表示されます。消費ポイント数の根拠になります。
Balance(Currently Available Points)現時点で利用可能なポイント数(当該ユーザーグループウォレットのポイント残高)。
Points Required for Change延長分の消費ポイント数。上記の設定内容に応じて見積られます。 
Points after Change (Balance)ポイント消費後の当該ユーザーグループウォレットのポイント残高。

上記のうち、更新後の終了予定時刻(「New End Time」)の欄に記入を行うと、下部の「Time Extended」および「Pre-Calculated Points」に、新たに延長される時間、延長処理に必要なポイント、処理前後におけるポイント残高が表示されます。
以上の内容を確認し、延長を実行する場合には、最下部の[Extend]ボタンを押下します。

extend4.png

【Final Confirmation: Server Time Extention】画面に遷移し、注意事項が表示されます。
表示内容を確認し、延長を実行する場合には、最下部の[Extend]ボタンを押下します。処理が完了すると、「End Time」が更新されます。

extend5.png

TIPS!

  • サーバの延長を行う際、当該ユーザーグループの有するポイント残高が必要ポイント数を下回る場合は、延長ができません
  • サーバの予約期間の変更は予約した計算ノードの前後にある予約状況に依存します。

計算ノードの延長についての説明は、以上になります。


2.7. 計算ノードの終了

計算ノードの利用を終了する際の操作について、説明します。

TIPS!

  • サーバ使用の終了操作を行った場合、利用している計算ノードの仕様に固定された返還率をかけたポイントが返還されます
  • ポイントの返還に関しては、ポイントの返還を参照ください。

Cloud Bouquetにログインし、左側メニューバーより【Cloud Server】画面を表示します。 【Cloud Server】画面において、終了したい計算ノードの[Detail]ボタンを押下します。

TIPS!

  • 【Cloud Server】画面において、StatusがRunningの計算ノードのみ、利用終了の操作が可能です。
  • サーバ使用の終了操作は、延長操作時と同様、使用開始時と同じユーザーグループ(同じユーザーグループウォレット)からのみ、実行可能です。

【個々の計算ノードの詳細】画面に遷移し、個別の計算ノードの詳細が表示されます。
画面の下部に移動し、[Terminate]ボタンを押下します。 [Terminate]ボタンを押下後、再度確認のポップアップ画面に注意事項が表示されます。 表示内容を確認の上、ポップアップ画面の[Execute]ボタンを押下することで、計算ノードの利用が終了します。

terminate.png

NOTICE!
[Execute]ボタン押下後、当該計算ノードの設定環境、保存されたデータ等の一切は破棄されます。
必ず、事前にバックアップの有無・要否等をご確認ください。


計算ノードの終了についての説明は、以上になります。

3. 利用状況の確認

Cloud Bouquetでは、過去に立ち上げた計算ノードも含めて、利用料金を含む計算ノードのヒストリーを確認することができます。 ここでは、計算ノードに関する料金体系と、計算ノードのヒストリーの確認方法について説明します。

3.1. 本サービスの料金体系

はじめに、本サービスの料金体系について説明します。
本サービスの基本的な料金体系は以下の通りです。

  • 本サービスの料金(ポイント消費)は、ログインノード、計算ノード等に対して発生します。

    • ログインノード: リージョン毎に設置するサーバーです。1ログインノード/リージョンまでは料金は発生しません。2ログインノード/リージョン以上の場合、料金が発生します。
    • 計算ノード: 起動〜終了までの時間に応じて、別途設定された単価をもとに、料金が発生します。計算ノードの仕様およびストレージ容量によって単価が異なります。
    • ストレージノード: ログインノード、計算ノードとは別に、お客様からのご要望に応じてストレージノードを設置した場合に限って使用可能となり、料金が発生します。

  • 計算ノード利用におけるポイント消費について

    • 計算ノードの使用に必要なポイント数は、別途定める単価と使用時間に基づいて算出されます。
    • 単価は1時間あたりで設定されます。単価は、計算ノードの予約時の画面、計算ノードのヒストリーなどにより、確認できます。
    • 使用時間は、「計算ノードの予約の際に記入した計算ノードの開始予定時刻」から「計算ノードの予約の際に記入した計算ノードの終了予定時刻」まで、となります。
    • 消費ポイント数は、計算ノードの予約操作の過程で確認することができます。ポイント消費にかかる使用時間は、3600秒毎に1時間として、時間(hour)単位でカウントされます。端数の時間に関しては、1~3600秒までを1時間として扱います。
      (例えば、稼働時間が1〜3600秒の場合は1時間、3601〜7200秒の場合は2時間、となります。)
    • 計算ノードは、開始予定時刻になると立ち上げ処理の開始され、立ち上げ処理の開始から5~15分後に使用可能です。使用可能となってから、Cloud Bouquet上でStatusがRunningに変わるまで、約2分程度を要します。以降、計算ノードの終了予定時刻まで(終了予定時刻を延長した場合は、延長後の終了予定時刻まで)使用できます。
    • 運用条件については、ポイントとウォレットについても参照ください

  • ログインノード、ストレージノードについて

    • ログインノード: 1ログインノード/リージョンを超える場合、お客様からのご要望に応じて設置することができます。ログインノードの仕様についても、要望できます。
    • ストレージノード: お客様からのご要望に応じて、ストレージノードを設置することができます。仕様についても、要望できます。

    TIPS!
    ログインノードの増設や仕様変更、ストレージノードの利用に関しましては、弊社までお問い合わせいただけますと幸いです。(Cloud Bouquetお問い合わせ先)


3.2. 計算ノードの利用状況の確認

Cloud Bouquetでは、計算ノードのヒストリーを確認することができます。
ここでは、個々の計算ノードの利用状況について確認する方法を説明します。

個々の計算ノードの利用状況は、【Cloud Servers】画面から表示することができます。

usage1.png



表示されている項目は以下の通りです。

項目説明
Server Name計算ノードの名称。
Status計算ノードの稼働状態。Reserved(予約中)、Cancelled(予約キャンセル)、Running(実行中)、Preparing(準備中)、Finished(正常終了)、Error(エラーにより終了)のうちいずれかが表示されます。
Start Time計算ノードの開始予定時間。
End Time計算ノードの終了予定時間。
Server Group当該計算ノードが所属するサーバーグループの名称。
User Group当該計算ノードが所属するサーバーグループに対して、使用権限のあるユーザーグループ名。
User当該計算ノードの立ち上げを行なったユーザー。
Details[Detail(詳細)]ボタン。詳細表示に遷移します。

「Status」(計算ノードの稼働状態)においては、Reserved(予約中)、Cancelled(予約キャンセル)、Running(実行中)、Preparing(準備中)、Finished(正常終了)、Error(エラーにより終了)のうちいずれかが表示されます。Reserved(予約中)の計算ノードは青色にハッチングされ表示されます。また、Running(実行中)の計算ノードに関しては、「End Time」(終了予定時間)に対する残り時間によって、6時間未満が赤色、6時間以上24時間未満がオレンジ色、24時間以上72時間未満が黄色にハッチングされて表示されます。各色の凡例は、画面右上の「Reserved」と「Remaining time until server termination」に表示されます。

usage2.png

また、【Cloud Servers】画面では、画面左上付近にある〈Columns〉メニューまたは〈Filters〉メニューにより、表示データをフィルタリングすることができます。例えば、〈Columns〉メニューは、表項目の表示有無を選択できます。

usage3.png

【Cloud Servers】画面ではデフォルトで非表示となっている項目があります。
非表示となっている項目は以下の通りです。

項目説明
vCPU計算ノードのCPU数。
Memory計算ノードのメモリ容量。
Storage計算ノードのストレージ容量。
GPU計算ノードに搭載されたGPUの名称。
Number of GPUsGPUの搭載数。

〈Filters〉メニューは、いずれかの表項目に対して、データの合致性によりフィルタリングできます。

usage4.png

TIPS!
【Cloud Servers】画面の初期状態では、Reserve(予約中)、Running(実行中)とPreparing(準備中)の計算ノード情報を表示する設定(〈Status〉メニューで表示チェックがON)となっています。過去に実行された計算ノードを含めて、全ての計算ノードの情報を表示するためには、〈Status〉メニューからCancelled(予約キャンセル)、Finished(正常終了)、Error(エラーにより終了)の表示チェックをONに設定します。

usage5.png

TIPS!
【Cloud Servers】画面に表示されるデータは、1項目に複数の値を持つ場合、複数行に分割されて表示されます。 例えば、複数のユーザーグループA、Bに所属するユーザーが立ち上げた計算ノードXは、「ユーザーグループAの計算ノードX」および「ユーザーグループBの計算ノードX」の2行に表示されます(実際は1ノード)。


【Cloud Servers】画面において、いずれかの計算ノードについて[Detail(詳細)]ボタンを押下すると、【個々の計算ノードの詳細】画面に遷移し、個別の計算ノードの詳細が表示されます。

usage6.png

表示されている情報は以下の通りです。

箇所項目説明
画面上部Server Name計算ノードの名称。
Status計算ノードの稼働状態。 Reserved(予約)、Cancelled(予約キャンセル)、Running(実行中)、Preparing(準備中)、Finished(正常終了)、Error(エラーにより終了)のうちいずれかが表示されます。
Server Created by計算ノードを立ち上げたユーザー。
Time / PointStart Time計算ノードの開始予定時刻。
End Time計算ノードの終了予定時刻。
Time Terminated計算ノードの終了時刻。計算ノードが終了された後に表示されます。
Claimed Usage Time計算ノードの使用時間。1時間単位で表示されます。
Points Consumed計算ノードを利用に消費されたポイント数。 
Server DetailsvCPU計算ノードのCPU数。
Memory計算ノードのメモリ容量。
GPU計算ノードに搭載されたGPUの名称。
Number of GPUsGPUの搭載数。
Storage計算ノードのストレージ容量。
OS計算ノードのOS名称。
Alias計算ノードのエイリアス名称。計算ノードを立ち上げた後に、計算ノードへログインする際に参照します。
Server Group計算ノードが属するサーバーグループの名称。
User Group計算ノードを予約したユーザーが所属するユーザーグループの名称。
Notes計算ノードを予約した際に記載された備考の内容。

以上の手順により、個々の計算ノードの利用状況について確認することができます。

3.3. 本サービス全体の利用状況の確認

本サービス全体の利用状況の確認方法について説明します。本サービス全体の利用状況は、計算ノードのヒストリーから確認することができます。
計算ノードのヒストリーは、左側メニューバーから【Usage History】画面を起動することで確認できます。
【Usage History】画面では、ユーザーグループに紐づく個々のサーバーグループ毎に使用履歴情報が表示されます。表示対象とする月は、画面左上付近にあるMonth欄のプルダウンメニューにより選択できます。また、〈Columns〉メニューまたは〈Filters〉メニューにより、表示データをフィルタリングすることができます。

usage_history1.png

使用履歴情報としては、以下の項目が表示されます。

項目  説明
User Group計算ノードを立ち上げたユーザーが所属するユーザーグループの名称。
Server Group計算ノードが属するサーバーグループの名称。
Statusログインノードの稼働状態。 Running(実行中)、Finished(正常終了)のうちいずれかが表示されます。
Points Consumed当該サーバーグループでの消費ポイント数。
Detail[Detail(詳細)]ボタン。特定のサーバーグループに関する詳細表示に遷移します。

TIPS!
ユーザーが複数のユーザーグループに所属する場合などの一部のケースにおいては、【Usage History】画面に表示されるデータが複数行表示されます。 例えば、ユーザーが複数のユーザーグループA、Bに所属し、ユーザーグループA、BがどちらもサーバーグループXを使用できる場合は、「ユーザーグループAのサーバーグループX」および「ユーザーグループBのサーバーグループX」に相当する2行の情報が表示されます。


[Detail(詳細)]ボタンを押下すると、特定のサーバーグループに紐づく計算ノードの情報が表示されます。
選択されたサーバーグループは、上部の「Selected Server Group:」欄に表示されます。
画面左上付近にあるMonth欄のプルダウンメニューにより、表示対象とする月を選択できます。また、〈Columns〉メニューまたは〈Filters〉メニューにより、表示データをフィルタリングすることができます。

usage_history2.png

使用履歴情報としては、以下の項目が表示されます。

項目  説明
Server Name計算ノードの名称。
Status計算ノードの稼働状態。 Reserved(予約中)、Running(実行中)、Finished(正常終了)のうちいずれかが表示されます。
User計算ノードを立ち上げたユーザー。
Month計算ノードが実行された月。複数月にまたがる場合には、月毎に行が分かれて表示されます。  
Points Charged per hour計算ノードの使用にかかる消費ポイント数の時間単価。 
Claimed Usage Time (hour)消費ポイント数の計算に使用された時間カウント。 
Points Consumed計算ノードの使用にかかる消費ポイント数。

4. 通知事項の確認

4.1. お知らせ画面による通知

Cloud Bouquetでは、必要に応じて、利用等に関する通知事項をご案内します。
通知事項がある際は、画面右上付近にあるベルマークに「!」を表示します。内容を表示する場合は、ベルマークを押下します。

01_notification.png

ベルマークを押下すると、【Notifications】モーダル画面が表示されます。ここでは、通知事項の各件について、通知日時とタイトルを確認することができます。具体的な内容を確認する際は、通知のタイトルを押下します。

02_notification.png

タイトルを押下すると、選択した通知事項について、内容を確認することができます。
通知事項の確認方法は以上です。

03_notification.png

TIPS!
通知事項としては、システムのメンテナンスや更新の情報、障害発生や復旧に関する情報、サーバに関する情報などが掲載されます。利用に関わるご連絡となりますので、通知事項がある際は、内容のご確認をお願いします。

4.2. メールによる通知

Cloud Bouquetでは、特定のタイミングでメールによる通知が行われます。
通知の内容とタイミングは以下を参照ください。

通知内容  対象 通知タイミング
予約計算ノードの利用開始予定時刻確認予約したユーザ利用開始予定時刻の1h/6h/1d/3d前
予約計算ノードの立ち上げ処理完了予約したユーザ立ち上げ処理完了後
利用計算ノードの終了予定時刻確認予約したユーザ終了予定時刻の1h/6h/1d/3d前
利用計算ノードの削除処理完了予約したユーザ削除処理完了後
ポイントの失効確認管理者ポイント失効の7d/30d前
ポイントの失効管理者ポイント失効後



計算ノードの利用方法(管理者およびユーザー向け)、は以上です。